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いろんな生活の変化「ほんだ家の日常の終わり」12

夜になって約束の時間。


大家さんの家に息子と二人で訪れました。

手がガクガク震えてる私を見て

大丈夫だよ、一緒にいるからね、と息子。


大家さんは在宅ではないということで奥様が対応。


鍵を借りて、返却方法もポストインで良いと聞いてから、

今回の修繕費のことを

業者さんにきちんとした見積もりを出してもらって請求書を出して欲しいとお願い。

領収書を用意されてましたが、もうしわけないけどここでは払いませんと言って

あとこれも申し訳ないですが、今後のことも考えて、

こういう文書を作りましたので

ぜひサインして欲しいと文書の見本を置いてきました。

奥様は伝えますと言ったので

そこから引き上げました。



それからほど近いコンビニで

明日の回線工事も一緒にいるよ、一人であの家に行くのは嫌でしょ

という息子に感謝しながら

それにしても何でもハイハイって引き取っちゃダメでしょ!!!とも怒られつつ

コーヒーでも買って飲もうか、と言ったその時


私の携帯がなりました。

大家さんからです。


もう本当に心臓が止まるかというくらいびっくりして

多分真っ青になってたんだろうと思います。


息子が


「いいよ、おかあ、俺が出る。

おかあは話さなくていいよ」


と息子が出ました。


「はい、ほんだの息子です」


そこからはスピーカーにしてるわけではないのに

隣にいる私にもすべて聞こえるくらいに怒った大家さんの声でした。


細かい会話の一つ一つ

全部覚えていますが

これこそもう忘れたいことの一つなので

ここには書き出しません。


ただ、あんなに怒った息子を見たのは初めてでした。

息子の怒鳴り声を聞いたのも初めてでした。

全く言い負けることなく

私とは話がついてる、私を出せ、と言った大家さんにも


「母は出しません。今後一切母とは話をさせません

僕が話をします」


と息子が言って全部の話を引き受けてくれました。



結局

どうやら業者に直してもらう気はなく、

自分が直すための材料費と自分の作業代としての請求なので

見積もりなんか取る気は無いということ

こんな文書にサインなんかしなくても今後請求しないといいつつ

あやふやだったこと

最終的には向こうがキレて

今すぐちゃんとした書類持ってこい!今すぐ書いてやる!という話になりました。


「わかりました今すぐ持って行きます。サインしてください!」


そこで先ほど妹が出してくれた

日付とかが空欄になっていてすぐ使えるプリント紙が役に立ちました。


目の前のコンビニで2枚コピーして

その場にあったボールペンで震える手をおさえながら私が2枚に署名

ちょうど持ち歩いてた認め印でハンコ


息子が確認してその2枚を持って大家さんの家にとって返します。


………というか、いたんですね^^;;自宅に…


ハンドル持つ手も震え出してるのを見て

だいぶ手前で


「おかあ、いいよ、ここで止めて。俺一人で行くし。

それとさっきの請求額ある?

それだけはここで払って来る。これで終わりにしよう。

おかあ、絶対出てきたらダメやよ」


と息子がだいぶ手前から小走りで大家さんの家へ行き、

戻ってきたときは

先に請求されてたざっくりした請求額の領収書と

これ読めるんか??ってくらいな勢いで

書かれた大家さんのサインとハンコ付きの誓約書を1枚持っていました。


帰って車に乗るなり


「携帯貸して!」

と言って私の携帯を取り上げ

あっという間に大家さんのナンバーを着拒に。


ものすごく怒ってるのがわかります。


「もう一切大家さんからの電話に出ないでいいから。

今着拒にしたから

今後もしこっちに連絡取って来るようなら

別の電話でかけて来るか、郵便かやろうけど

別な電話でかけてきて、大家やってわかったらすぐ切って。

郵便で送ってきたら〇〇さん(彼)に任せて。

おかあは絶対対応しないでいいから」


一気にそう言い切ると


車出してというので、今度は息子のアパートまで送って行きます。

息子のこんなに険しい顔を見たのは初めてでした。


# by joribox | 2021-09-22 06:00 | お引越し顛末2021

いろんな生活の変化「ほんだ家の日常の終わり」11

鍵をもらいに行くのは夜。

お昼過ぎくらいに息子と合流して

不動産屋さんに行きました。


息子を迎えに行くまでの間に

息子もネットでいろいろ調べたとかで


「残念だけど、修繕の内容によっては追加請求もあり得るらしい。

たださ、そんなざっくりした見積もりで払ってって言われるようだと

この先何かしらちょこっとしたものを見つけては

また連絡して来てざっくり請求ってこともあり得ると思う。

それは良くないと思う。

だから、今回のこれは確かにそういう穴開けたんだから払おう。

ただ、きちんと業者さんに見積もり出してもらって

たとえそれが今より多少高くなっても、気持ちよく払えるようにしてもらおう。

そしてこれでもう今後は請求しないでもらえるようにしないと」


と息子。

確かにそうです。

今後もまた…なんて怖すぎる。

またあの電話におびえる日々が続くなんて考えたくない。

そんなこと考えただけでももう手が震えるくらいになってしまってました。


不動産屋さんは前回こんなことがあって、

絶対役に立たないと思うけどな…というと


「それでも自分とこが管理してる物件の話なんだから聞くべきでしょ」


………正直、うちの息子は

いつでもホヤーンとしてて

お姉ちゃんにはいじられては笑ってる優しい子で……


何だか今日は違うなあ…と思いながら不動産屋さんに着きました。



これこれこういう話で…と説明すると

担当の方が出て来て


………まあ、予想はしてたことなんだけど

あの家の物件は前の高齢の不動産屋さんからの引き継ぎ物件で

自分たちは入居のあっせんと契約、契約更新の事務作業、

あとは契約の解除の手続きのみ担当してて

それ以外のことは全て大家さんが自分でされてるとのこと。

なので例の退去時の立会いもしてないし

その後一切のことに関与していないと。


………ねえ、こんなんで管理会社って言えるの????


息子がその時点で怒って


「わかりました。あなた方は何の役にも立ってくれないってことですね。

じゃあ、せめて今後こういうことがないようにするための

何らかの知恵だけでも貸してください」


あなた方は専門業者なんだから何かしら知ってるでしょ、と。


もうこのあたりから私は一切喋ってません。

というか、もうこの不動産屋さんは信用してなかったし、

胸が苦しくなってしまって喋ろうとしても息が上がる。


息子にすべて丸投げ状態です。


結局ぼんやりした話を聞いて

息子と某駐車場まで移動して

作戦会議。


話がまとまったのは


とりあえず今回の修繕追加のものは

きちんと業者さんが出した見積もりをもらって

それを払う。

なので今回のざっくりした金額は払わないで後日請求書を出してもらう。


その上で今後何かしら小さい修繕項目が出て来ても

もう請求しない旨の文書を作って

それにサインしてもらう。


法的な効力はないというのは百も承知です。

少しでも抑止力になれば…という考えでした。

その場合、前回私たちが払った修繕費についても

後々これっておかしいんじゃないですか?とか絶対ほじくり返さないという

こちら側の誓約もつけて連名で署名する方がいいよねーという話にも。


とりあえず今日行った時に

「こういうの用意しますんで

申し訳ないけどサインしてください。」

と見せるために

その文書をうんうん言いながら考えていましたが、

何にせよ、素人二人なんでうまく浮かびません。


そこで、今すぐは諦め

忙しいのはわかっていたんですが

友人でもある住宅会社の方に連絡して相談をすることに。


事情を話すと

何でもっと早くに相談しなかったんだ!と軽く怒られ

そういうことなら誓約書の内容を考えてくれると

契約書のプロです。

細かい内容を聞き取ると

あっという間にきちんとした誓約書の状態で送ってくれました。


携帯で受け取ったので

ここから近い実家の妹のところに転送

妹にプリントアウトをお願いしました。

これで今日大家さんのところに行ったときに見せられます。


妹は内容を見て

これはすぐ使える方がいいかもなと

日付等のところが〇〇だったのを空欄にしてプリントしてくれてました。


これがのちに本当にグッッジョブでした。


とりあえずこれで鍵をもらいに行きましょうと

約束の時間に大家さん宅に伺いました。


# by joribox | 2021-09-21 07:30 | お引越し顛末2021

いろんな生活の変化「ほんだ家の日常の終わり」10

これまで賃貸住宅に住んだことはなかったの?

と言われそうなくらいお粗末な対応しかできなかった私ですが


もちろん賃貸生活は

独身時代に2度

結婚してから3度あります。


ではその時はどうしていたかというと

大抵は敷金内で収まっていたのか

不動産屋さんから追加料金を請求されることもなく

(そういえば退去時の立会いもなかったような…???)

さっくり契約解除で終わっていたので

退去予定の1ヶ月以上前にさえ言えば

最後に鍵を返しておしまいでした。


なので今回のここまでこじれる状態は初めてで

オロオロになっていました。



大きな金額を大家さんの口座に振り込んだ後

大家さんから直接電話があって

振込確認したという旨伝えられました。


ここでもう一つ私のミスが発覚します。

光回線の解除でした。


インターネットを当然仕事で使いまくるので

引っ越し当初ADSLでしたが

なかなか山手の街まで光回線はやって来なかったのを

数年前に光が来たと同時に

光回線に変えました。


電話やインターネット機器は取り外してあったものの

光回線を残したのは

そのままアナログ電話も繋いで使えると聞いていたので…

むしろこのあと入る入居人が

光回線を使いたい時にかかる工事費2万程度が必要なくなるとか。

では残しておいても問題はないな。と。


ただ、一応確認作業がいるそうで、

家の中に一旦入らなきゃいけないということでした。


もう鍵は返してありましたし

契約期間は終わっています。

しかたなく

もう一度大家さんに連絡して

工事日に鍵を借りる約束を取り付けました。


その時に光回線を残してあるということを伝えると


「現状復帰してもらわないと困る。それが契約です」

と言われて

アナログ回線も使えると説明してもダメでした。


ということで光回線も外してもらうことに。


工事日の前日に鍵を借りておくためにその前日に電話して確認したところ


「あのあともう一箇所修繕すべき場所があった。

だいたいこれくらいの値段で直るから

ざっくりこれくらいでいいから鍵を取りに来た時に払ってほしい」


びっくりしました。まさかの追加請求。


でも確かにそういう場所はありました。

明細にのってなかったから

あれはいいのかーと思ってたところです。

(具体的には押入れの隅っこにある小さな穴)

仕方ないのかな…と了解してから


その日になって

さすがに一人で大家さんの家に鍵を借りに行く勇気がなくて

息子がちょうど休みだったのを思い出して

帰りになんか美味しいものでも息子と食べて気分転換して帰ろうと

息子に連絡を取りました。


心良くいーよおーと返事をもらってから

ホッとしてつい

追加請求されちゃったよお~と情けなく笑って報告しました。


「ちょっとまって、それおかしくない?」


急に息子が強い口調で言います。

どういうことなのか、一通り説明しろと言われて

???となりながら説明すると


「わかった。おかあ、今日早めに来れる?

一旦管理会社さんに行って聞いてみよう。

ちゃんと業者さん立会いのものとで見積もったものを

今更追加請求なんておかしいよ。

専門家に聞こう」


その管理会社って前回大家さんと直接話したくないって言ってたのに

全く何にも言って来なかった代わりに直接大家さんが電話して来たとこじゃん。

頼りになんかなるわけないじゃん…


正直そう思いましたが

息子が是非にというので行くことにしました。


やっぱりほんとに何の役にも立たなかったわけですが…


# by joribox | 2021-09-20 09:09 | お引越し顛末2021

いろんな生活の変化「ほんだ家の日常の終わり」9

携帯に表示された名前を見ただけで

比喩ではなく本当に手が震えました。

出ないわけにもいかないので

深呼吸一発、苦手なクライアントさんだと思って

ビジネスライクに出ればいい、と、本当に口に出して(笑)言ってから出ます。


話的には


あれはきちんと業者さんに見積もってもらった内容なので

全く正当なものであると。

なので全く引くわけにはいかない。

そして

期日までに一括で払ってもらう。

1日たりとも遅れてはダメ

遅れた場合は延滞金を払ってもらう。

分割は認めない。

もし払えないというなら

即、保証人(妹の旦那)に請求します。


とのことでした。


妹の旦那にまで迷惑をかけるわけにはいかない。

これを言われた時点で全部諦めました。

電話を切っても手が震え、

泣けてきました。

怖かった。あの人と話すのは本当に嫌だった。

しっかりしなきゃ、ちゃんと交渉しなきゃって思ってたのに

「ですよね…」しか言ってなかった気がする…


そして正直、不動産屋さんを恨みました。


私が直接話すのが怖いから交渉してくれとお願いしたのは間違ってたのか?

こうなるだろうって自分でわかってたからお願いしたのに…

何もしてくれないんだったら管理業者の意味ってあるの?

これはもうこの不動産屋さんは何の力にもなってくれない、と見限った瞬間でした。


今後は怖いけど

私が自分で何とかしなきゃ…


こんな姿を

誰にも見られるわけにはいかない

そう思って努めて明るくしながらも

諦めるしかないのかなといろんな人に明細を見せました。

何かしらツッコミどころがないかなと思ってのことでした。



いろんなありがたいことを言ってくれる人もいっぱいいました。

一緒に怒ってくれる人もいました。

現実的な意見をくれる人も。

本当にありがたかった。

泣きそうになるのを毎回こらえるのに必死でした。


それで得た結論は


古い家を借りたとはいえ一軒家

そしてけして綺麗に使っていたわけじゃない現状

今でこそ経年劣化やいろんなことで

こんな馬鹿げた金額(という人が多かった)を

払う必要はないという常識に変わりつつあるけれど

昔のごうつく大家ならよくあったこと。

その大家さんはそのごうつくな時代のままであるということ

たぶんせいぜい削れて10万程度

その10万を削るのに、そういう大家さん相手だったら

かなり長い時間がかかる争いになる。

それでも納得いかないお金は払いたくないというなら

とことん弁護士でも立てて争えばいいが

それくらいならもうかなり痛い勉強代だと思って

諦めてこんな縁をすっぱり切ったほうがいいかもしれないということ。


…はい、私は逃げるほうを選びました。

この先ずっとあの大家さんに関わらなきゃいけないと思うと

胸が潰れそうでした。

もういいから縁を切りたい…


そうして私は彼にお金を借りて払うことにしました。

子どもたちにも話しました。

絶対迷惑はかけたくないと思ってましたが


「もともと評判の悪い大家さんやって言ってたやない。

そういうこともあるかもしれんって。

大丈夫や、3分割して3人で払おう。

それでもう、あの家とは縁を切ろう」


本当に情けない。

これでも母親か。


でも子どもたちの好意に甘えました。


お金を払って終わりにすることにしました。


ところがまだ終わらなかったのです。


# by joribox | 2021-09-19 07:28 | お引越し顛末2021

いろんな生活の変化「ほんだ家の日常の終わり」8

先のブログからずいぶん経ちました。


大家さんとのどうこうを文章にするのが

なかなかトラウマでして

気持ちが落ちちゃうので避けていたところもあるんですけど


覚え書きとして残そうとは思っていたので

ゆっくりですが書いていこうと思います。

終盤細かく書けないことも出てきますが

そのへんはすいません。


あと、あくまでこれは終わったお話です。

今更どうこうするつもりは全くありません。






居を移してまだ年度末の仕事を引きずって忙しくしていた4月。


綺麗に片付けて鍵一式を送って

とりあえずホッとしていました。


忙しさにすっかり忘れて2週間ほど経ったとき、

そういえば不動産屋さんから立会いの連絡がないな???と気づきました。

ちょうどそれに気づいて

明日にでも不動産屋さんに聞いてみよかなと思ったその日


大家さんから分厚い封筒が届きました。


中を見るといっぱいの写真をプリントしたものと

修繕費の請求書とその内訳表、業者さんの見積もり表。


常々評判の悪い大家さんでしたので

おおよその金額は予想していましたが

そのおよそ2倍のお値段でした。

金額を見たとき、正直血の気が引きました。

現在の私には到底払える金額ではなかったからです。

期日は4月の末。

もう少し先なら年度末の入金があるので

払えるけれど今月はとても無理でした。


プリントされた写真は元の建物の写真と

修繕が必要なところの写真一式でした。


内訳表に

契約書に立会いが必要と書いてあったのに

立ち会わなかった


と書かれていました。


…そうです。私がぼんやり連絡が来るだろうと思っていたのが

間違いで

さっさと大家さんに連絡して立会いを「お願い」しないといけなかったのでした。

真っ青です。


先に書きましたが

私はこの大家さんがとても苦手で…


家の不自由が出ると前の不動産屋さんが噛んでた時も

不動産屋さんに連絡するんですが

ご自分で修理に来られるので否応無しに会うことになります。

苦手なタイプなのですが

こちらは社会人なので愛想よく対応してたつもりです。


****

一度は家の鍵が壊れた時に

修理をお願いしたら


(この時点で前の不動産屋さんは高齢でやめてしまって

今の不動産屋さんに引き継がれていたんですが、

どうせ大家さんに連絡しないといけなかったので

直接大家さんに連絡してました)


大家さんのいう業者さんに連絡して見積もりとって連絡したら

そんな高い金出せない!と言って断られ

ご自分でホームセンターで鍵パーツを買って来られて

ご自分で修理に来られ

直したら鍵パーツ代を請求されたということがありました。

これはそんなもんなんですかね?

****


保険会社代理店もやってらっしゃるせいか、絶対口では勝てないタイプ。

もともと口論や揉め事の苦手な私には一番苦手なタイプです。


この修繕費の請求も

今時の常識にあってるのかどうかさえ私には知識がありませんでした。


なのでもう心臓ばくばくになりながら

引き継がれた不動産屋さんに相談に行きました。


私の家の物件の担当者がたまたまいなくて

(はい、ここでも頭いっぱいになってましたね。先に確認してから行くべきでした)

社員の方に伝言を残してきました。


不動産屋さんにはこの請求が本当に妥当なものなのか見て欲しい

そしてもし妥当でどうしても払わないといけないなら

せめて分割にして欲しい

申し訳ないけれど

私は直接大家さんと話すのが怖い。

それらの交渉をしてもらえないか。


半泣きになっていました。

本当に大家さんと話すのは絶対無理だと思ったので

よろしくお願いいたしますと言ってその日は帰りました。


そして翌日電話がありました。


なんと直接

大家さんからでした。



# by joribox | 2021-09-18 06:16 | お引越し顛末2021